物価高で「野球離れ」の危機感が広がる @朝日新聞

野球だけではない、お金が無いとスポーツもできない時代となったのか?
学業やスポーツで上を目指すにはお金が必要だ、二宮金次郎の時代ではなくなった。しかし考え方次第だ、スポーツはあくまでクラブ活動、遠征なんか不要、近隣学校と試合ができればいい、良い思い出ができればいいじゃん!
大切なことは、親が勘違いしないこと、親には自分の子供の能力を見極める冷静な判断が必要だ。

※強豪校の遠征は大変だ、遠征先は日本全国、移動費や宿泊費がかかる、それも子供だけではない、帯同する親の費用もプラスされる。

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「30年ほど前に高校球児だったが、道具の値段の高騰が著しいと感じる」「捻出する予算がなく、遠征をやめることもあった」「どうしたらいいか。途方に暮れている」……。

物価高の影響が、高校野球にも広がっている。

朝日新聞社は5月から6月にかけて、今夏の全国高校野球選手権の地方大会に出場する高校の監督や部長向けに、用具に関するアンケートを実施。全国27都道府県の2093校から回答を得た。

「野球用具をそろえることが、部員を集めるハードルの一つになっていると感じるか、感じないか」という質問には、1338校(63・9%)が「感じる」と答え、「感じない」の354校(16・9%)を大きく上回った。「わからない・無回答」は401校(19・2%)だった。

アンケートでは、用具の価格についても聞いた。「バット、グラブなど用具一式をそろえるのに、購入費は5年前と比べてどうなったか」との問いに、1826校(87・2%)が「高くなった」と回答。「安くなった」は7校だった。

「高くなった」と答えた場合には、部員1人あたりの購入費がどの程度上がったかも聞いた。「1万円~3万円」が1253校(68・6%)と最も多く、次いで「3万円~5万円」が288校(15・8%)と回答。「5万円以上」と答えた高校も69校(3・8%)あった。