2025春の選抜高校野球大会は横浜高校の優勝で幕を閉じた。
さて、選抜球児640人の好きなプロ野球選手がアンケートされ、その順位はまさかの…
1位(↑10) :34票 鈴木誠也(カブス・外野手)
2位(↑3) :33票 今宮健太(ソフトバンク・遊撃手)
3位(↓1) :28票 大谷翔平(ドジャース・投手、指名打者)
4位(↓1) :25票 柳田悠岐(ソフトバンク・外野手)
5位(↑7) :23票 坂本勇人(巨人・三塁手)
6位タイ(=6) :16票 源田壮亮(西武・遊撃手)
6位タイ(↓4) :16票 吉田正尚(レッドソックス・外野手)
8位(↑9) :15票 近藤健介(ソフトバンク・外野手)
9位タイ(↑16) :14票 今永昇太(カブス・投手)
9位タイ(↑28) :14票 宮城大弥(オリックス・投手)
9位タイ(↑10) :14票 吉川尚輝(巨人・二塁手)
12位(↑16) :13票 岡本和真(巨人・一塁手)
13位(↓12) :11票 森友哉(オリックス・捕手)
14位(↓8) :10票 山田哲人(ヤクルト・二塁手)
15位(↓14) :9票 甲斐拓也(巨人・捕手)
※鈴木誠也が選ばれた理由/記者の考察
実は、打率.280、20本塁打、70打点を2年連続で達成した日本人メジャーリーガーは04年、05年の松井秀喜、一昨年、昨年の大谷と誠也の3人しかいない。もっと評価されてしかるべき記録なのだ。その凄さに、球児は気付いているのかもしれない。
大谷は高校時代から類まれな体格を持ち、プロでは猛批判に遭った二刀流で成功。メジャーでも投手と野手を両立させて歴史を塗り替え、MVPを3度受賞。ドジャース1年目の昨年は54本塁打、59盗塁をマークし、ワールドチャンピオンに輝いた。
不断の努力によって、大谷がこの地位に上り詰めたのは間違いない。ただ、球児は「頑張れば届くかもしれない人」を「好きな選手」に挙げる傾向を持つ。
つまり、マネのできない大谷よりも、高校卒業後に広島の猛練習で鍛え上げられ、MLBで揉まれながら成長している誠也のほうが現実的な目標にしやすいのではないか。
誠也を「好きな選手」と記入した主なセンバツ球児の「好きな言葉」はこうなる。
〈魂〉〈気持ち〉〈気合と根性〉〈負けてたまるか〉
〈我武者羅〉〈勝利への執念〉〈努力は裏切らない〉〈やればできんねん〉
〈継続は力なり〉〈奇跡は努力から始まる〉〈何とかなる〉〈なんとかする〉
〈将来の君は今頑張る自分に感謝する〉〈人生送りバント精神〉
誠也を表すかのような地道な努力系や精神面のワードが並んでいる。
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努力無くして成功した選手はいない。子どもたちにはどんなことでも挑戦・努力してもらいたい。大人は一生懸命な子どもは大好きだ!