少年野球のお茶当番には面倒くさいというネガティブなイメージがあり、それが入部の障壁になっていると聞くことが良くあった。このためチームによってはお茶当番を止めたり名前を変えたりして対応している。
お茶当番をなくしても、時間があり少年野球に入れ込んでいる保護者は毎回グランドに顔を出し、子供やスタッフの世話を始め、監督やコーチとの距離が近づき、運営サイドにどっぷり浸かってしまう。この保護者の人柄がキーになる。人柄が悪いと、たまに練習見学にきた保護者に対して冷たい態度をとり見学がしにくくなり、毎回見学に来るはめになることもある。お茶当番があれば、堂々と練習見学に来ることができるようになるのだ。
お茶当番が面倒くさいのではなく人間関係が面倒くさいのである。保護者間の風通しがよければ、お茶当番のあるなしなんて問題にならない。
参考に別投稿の『確執を乗り越えられるか』を一読願いたい。