少年野球は全員を試合に出してあげよう!
私は子供は試合に出ることで成長すると信じている。中学校や高校では試合に出られない子供が沢山いる、だからこそ、少年野球では全ての子供を試合に出してあげなければならない。少年野球は試合の勝ち負けよりもすべての子供たちに試合の経験を積ませることが重要だ。能力や資質で区別されるのは中学校や高校でやってくれればいい。
スタンド応援選手はセカンドキャリアを考えろ!
甲子園出場を目指し強豪校へ進学することを否定する訳ではないが、ベンチ入り選手とスタンド応援選手ではセカンドキャリアに向けては明らかな違いがある。大学進学ではスポーツ推薦が得られやすいし、就職でも採用に有利に働くことが多い。同じ3年間を過ごしてきたのに野球の能力や資質が違うのだから仕方がないと簡単に片付けられるものなのか?記事の中に
ある男性は、面識がない筆者にわざわざ連絡をしてきて「僕は高校でも大学でも1試合も出ていませんが、ずっと野球部で仲間のために頑張った。おかげで社会人野球に進むことができたし、引退後は一流企業のサラリーマンにもなれた。だから、後悔は一つもありません」と言った。この人にとっては野球はスポーツではなく、処世術だったということになろうか。
というものがあったが、ある意味これは一つの成功事例だと思う。
ベンチ入りできない部員は部活野球と並行してセカンドキャリアのための準備が必要だ。英語検定や簿記などの資格を取るとか、大学受験のために学業の成績を上げるなどをする必要がある。子供の能力を早めに見極め野球部を部活と割り切ることが重要だ(勘違いする親が多い)。