慶應高校は8−2で仙台育英を破り107年ぶり2回目の優勝を果たした。
優勝した森林監督はインタビューで最後にこう言っていた。
「うちが優勝することで、高校野球の新たな可能性とか多様性とか、何か示せればいいなと。常識を覆す目的で、優勝から新しいものが生まれてくれるのであれば、本当にうれしいです。高校野球の新しい姿につながる優勝だった」
旧態依然とした高校野球界において、新しい野球や考え方を目標にここまで来るまでには、さまざまな妨害や中傷があったことが塑像できるコメントだ。
今回慶應の長髪が話題になったが、坊主頭問題の根本は同調圧力や強制だ。同調圧力はいじめの原因となるし、強制は野球の機会損失になる。個人の自主性が重視されるような野球になってもらいたい。そもそも長髪が今頃話題になること自体、高校野球は古い体質なのである。
最後に、子供に慶應で野球をやらせたいなら、勉強もしっかりとさせなければいけませんよ(笑)